綱渡り ropewalking 2004 3 6

 アメリカを、唯一の超大国と言う連中は、
金融や経済がわからない人たちのセリフです。
 アメリカは、
ベトナム戦争の失敗と、
「偉大な社会」建設という失敗、
2つの大きな失敗がありました。
そして、ニクソン・ショックがありました。
この時から、アメリカは超大国であることをやめているのです。
もちろん、超大国の雰囲気は続いていたでしょう。
 あとは、綱渡りが続いている状態となっている。
経済学者や金融関係者の多大な努力によって、
数多くの綱渡りを乗り切ってきたのです。
 最近は、大統領選挙が話題となっていますが、
誰が当選しても、取れる政策は限られているのです。
金融政策あるいは経済政策でミスれば、アメリカは終わりです。
 FRBは、政権から中立であるべきだと思います。
FRBは、政権に対し、フリーハンドであるべきだと思います。
 前にも書きましたが、
駅前に、ビルを建てる場合には、
ビルの設計をする人、
ビルの工事をする人、
ビルの建設資金を出す人、
3人必要です。
 戦争も同じです。
戦争の計画をする人、
戦争を遂行する人、
戦争の資金を出す人、
3人必要です。
 ところが、歴史を振り返れば、
昔から、
ビルを建てる時は、わかっていても、
戦争をする時は、わからなくなってしまう。
そういう人が多いのです。
 戦争で勝った国は、
負けた国から、領土を奪い、
負けた国民を、奴隷とする。
これならば、採算が取れるでしょう。























































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